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24 Aug 00:59

A Cell-Penetrating Scorpion Toxin Enables Mode-Specific Modulation of TRPA1 and Pain

Publication date: 5 September 2019

Source: Cell, Volume 178, Issue 6

Author(s): John V. Lin King, Joshua J. Emrick, Mark J.S. Kelly, Volker Herzig, Glenn F. King, Katalin F. Medzihradszky, David Julius

Summary

TRPA1 is a chemosensory ion channel that functions as a sentinel for structurally diverse electrophilic irritants. Channel activation occurs through an unusual mechanism involving covalent modification of cysteine residues clustered within an amino-terminal cytoplasmic domain. Here, we describe a peptidergic scorpion toxin (WaTx) that activates TRPA1 by penetrating the plasma membrane to access the same intracellular site modified by reactive electrophiles. WaTx stabilizes TRPA1 in a biophysically distinct active state characterized by prolonged channel openings and low Ca2+ permeability. Consequently, WaTx elicits acute pain and pain hypersensitivity but fails to trigger efferent release of neuropeptides and neurogenic inflammation typically produced by noxious electrophiles. These findings provide a striking example of convergent evolution whereby chemically disparate animal- and plant-derived irritants target the same key allosteric regulatory site to differentially modulate channel activity. WaTx is a unique pharmacological probe for dissecting TRPA1 function and its contribution to acute and persistent pain.

Graphical Abstract

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24 Aug 06:49

深共晶溶媒 Deep Eutectic Solvent

by Trogery12
深共晶溶媒 Deep Eutectic Solvent
アイハバ水素結合ドナー、アイハバ水素結合アクセプター、、、んーーーーー!深共晶溶媒(DES)!!。。。失礼しました。 本記事のテーマは深共晶溶媒。イオン液体と似た性質を持ちながら、混ぜるだけで調製でき、なおかつ物性も自由 […]
26 Jul 07:30

合成ボツリヌス毒素を用いた選択的な神経細胞サイレンシングはマウスの慢性疼痛を軽減する

by Maria Maiarù, Charlotte Leese, Michelangelo Certo, Irene Echeverria-Altuna, Antonina S. Mangione and more

Chronic pain is a widespread debilitating condition affecting millions of people worldwide. Although several pharmacological treatments for relieving chronic pain have been developed, they require frequent chronic administration and are often associated with severe adverse events, including overdose and addiction. Persistent increased sensitization of neuronal subpopulations of the peripheral and central nervous system has been recognized as a central mechanism mediating chronic pain, suggesting that inhibition of specific neuronal subpopulations might produce antinociceptive effects. We leveraged the neurotoxic properties of the botulinum toxin to specifically silence key pain-processing neurons in the spinal cords of mice. We show that a single intrathecal injection of botulinum toxin conjugates produced long-lasting pain relief in mouse models of inflammatory and neuropathic pain without toxic side effects. Our results suggest that this strategy might be a safe and effective approach for relieving chronic pain while avoiding the adverse events associated with repeated chronic drug administration.

17 Apr 12:06

Cu‐Catalyzed Hydroxymethylation of Unactivated Alkyl Iodides with CO to Provide One‐Carbon‐Extended Alcohols

by Siling Zhao , Neal P. Mankad
Angewandte Chemie International Edition, EarlyView.
21 Dec 05:48

ジスルフィド架橋型タンパク質修飾法 Disulfide-Bridging Protein Modification

by cosine
ジスルフィド架橋型タンパク質修飾法 Disulfide-Bridging Protein Modification
システイン(Cysteine, Cys)を標的とするタンパク質修飾法はその信頼性から盛んに用いられているが、総じて以下に述べる問題点を有する。 高反応性の裏返しとして、複数のCysを区別した位置選択的反応を進行させ、均質 […]
07 Sep 04:23

アカデミックから民間企業への転職について考えてみる

by webmaster
アカデミックから民間企業への転職について考えてみる
今回は、アカデミックから民間企業の研究開発職(品質管理等は除く)に転職する場合を考えてみたいと思います。 何年か大学や研究機関で研究した後、民間企業への転職を考える方は少なくありません。 基礎研究でなく、製品化の携わって […]
26 Jan 12:31

世界の研究者190万人が利用している「ORCID」って何? 研究者・学生もこれだけは知っておきたい基礎知識

by admin

orcid-logo最近「ORCID」(オーキッド)という言葉が目に触れる機会が多くなってきました。例えば、Angewandte Chemie International Editionは、2016年初号に掲載された編集長巻頭言で、論文著者がORCIDを取得して投稿時に利用するよう推奨しています。しかし、ORCIDとはどういうもので、利用することでどういったメリットがあるのか、よくご存じない人が多いのではないでしょうか。そこで、ORCIDのアジア太平洋地域ディレクターである宮入暢子さんに、研究者や学生が最低限押さえておきたいORCIDの基礎知識を解説してもらいました。

Q. ORCIDとは、簡単にいえばどういうものですか?

ORCIDは、いま話題の「マイナンバー」と同様に、個人を特定するためのIDナンバーです。マイナンバーとの違いは、ORCIDは研究者が学術活動のために使うものだという点です。これまでは、データベースからある研究者の論文リストを作成しようとすると、同姓同名の研究者の存在、所属機関の異動、結婚による改姓、名前の表記の不統一などさまざまな障害があり、非常に困難でした。同姓同名の多い名前の研究者の方なら、このことは特に強く実感するのではないでしょうか。研究者一人ひとりがORCIDという固有のIDを持って、異動や改姓の後も一貫して利用すれば、研究者とその業績を正しく結びつけることが可能になります。

Q. ORCIDはどういった団体が運営・管理していますか?

ORCIDを管理しているのは、米国で設立された非営利団体 ORCID Inc. です。ORCID Inc.は、学術コミュニティの関係者20機関(出版社・学術データベース製作会社・学術団体・研究助成機関・大学など)を創立メンバーとして、2010年に発足しました。サービスを開始したのは、2012年10月からです。

Q. ORCIDは、世界でどのくらい普及していますか?

ORCIDを取得した研究者の数は、2016年1月現在で190万人を超えています。また、ORCIDを利用したサービスを提供する出版社、大学、研究助成機関などは350以上あり、急速に増えています。

Q. ORCIDを使うことで、研究者にどのようなメリットがありますか?

研究者はORCIDを取得し、過去の業績一覧を第三者に対して迅速かつ正確に提示することができます。研究者が新しいポストに応募したり、研究助成を申請したりする場合など、自分の研究業績をリストにして提出する代わりに、ORCIDを提示すればよいのです。論文投稿時に著者がORCIDを使えば、その論文が出版された時に自身のORCIDレコードに自動的に追加されますから、いちいち手作業でリストを更新する手間が省けます。

Q. ORCIDをまだ持っていない研究者・学生は、どのようにして取得したらいいですか?

ORCID Inc.のサイトORCID.orgで登録すれば取得できます。登録に必要なのは自分の名前とメールアドレス、それに任意のパスワードだけで、1分もあれば手続きが完了します。ORCIDの取得や利用はすべて無料です。また出版社サイトや論文投稿システムにログインする際に「ORCIDでログイン」を選び、そこから登録することもできます(下図)

Angewandte Chemieの投稿画面

Angewandte Chemieの投稿画面

Q. 論文投稿の際に、ORCIDをどのようにして使いますか?

論文投稿システムにORCIDでログインする習慣をつけると、所属や電子メールアドレスが変わっても、ORCIDの登録情報を更新するだけですみます。論文投稿システムには、ORCIDの最新情報が自動的に反映されるからです。投稿するコレスポンディングオーサーは、自分のORCIDでログインし、出版社が自身のORCIDレコードを参照する電子許諾を与えます。共著者についても、論文投稿システム上で著者情報を入力する際に、各人のORCIDを指定することにより(下図)、各著者に電子メールが送信されて許諾の手続きが行われます。論文が出版されると、ORCIDサイト上の各著者の論文リストに新しい論文情報が自動的に追加されます。

共著者のORCID識別子を入力する

共著者のORCIDを入力する


Wileyの多くのジャーナルで採用されている論文投稿システム ScholarOne にORCIDでログインする方法は、下のYouTube動画(英語)PDF資料でも解説しています。

Q. ORCIDを持っていなくても、論文投稿できますか?

現状では、ORCIDがなくてもほとんどのジャーナルで投稿できますが、オプションとしてORCIDを入力できるジャーナルは既に3,000誌以上あります。英国のThe Royal Society(王立協会)は、他に先駆けて論文投稿時にORCIDの利用を義務付け、2016年1月以降にThe Royal Societyが発行する各ジャーナルに投稿するには、コレスポンディングオーサーがORCIDを提示することが必須となりました。さらに、The Royal Society以外にも、ScienceやEMBO Press, American Geophysical Unionなどの出版社が公開書簡に署名し、2016年中にORCID義務化に踏み切ることを表明しました。この動きが今後拡大すれば、ORCIDは研究者に事実上不可欠なものとなるでしょう。

Q. 今回初めてORCIDを取得しましたが、過去に出版した論文の情報も遡って自分のリストに追加されますか?

ORCIDを取得する以前の論文情報は、研究者が自分でリストに登録する必要があります。しかし、論文を一点ずつ手作業で入力する必要はありません。国際的なジャーナルに掲載された論文であれば、CrossrefやScopusなどから検索して一括登録できるよう、ツールが用意されています。また、日本語の著作などでそうしたデータベースから参照できない場合には、マニュアル入力することもできます。

Q. 論文投稿以外で、ORCIDを使う機会はありますか?

研究室のホームページなどで、メンバー情報から各人のORCIDプロフィールページにリンクしておくと、各メンバーの研究業績を正確に発信できます。一方海外では、Imperial College LondonOxford大学などのように、組織としてORCIDを活用して業績報告の負担を軽減したり、研究成果発信に役立てているところもあります。また、米国の国立衛生研究所(National Institutes of Health, NIH)や国立科学財団(National Science Foundation, NSF)、英国のウェルカム・トラスト(The Wellcome Trust)といった主要な研究助成機関が、助成金の申請時にORCIDの提示を義務付けました。日本では学協会のジャーナルを中心にORCIDの利用が始まっていますが、今後、大学や研究助成機関でもORCIDを利用した世界標準のサービスの展開が期待されます。

Q. ORCIDについてもっと知りたいのですが、どうしたらいいですか?

ORCIDの基本を知るには、ORCID Inc.が公開している動画(英語)が役立ちます。

そのほか、ORCID Inc.が発信する最新情報は、ORCIDのブログTwitterでフォローして下さい。また各国の研究者がハッシュタグ #ORCID でツイートしているのを読むのもいいでしょう。ORCIDの使い方について質問があれば、support@orcid.org にメールでお問い合わせ下さい。

05 Feb 11:02

Microwave assisted base dependent regioselective synthesis of partially reduced chromenes, isochromenes and phenanthrenes

Org. Biomol. Chem., 2014, 12,2228-2234
DOI: 10.1039/C3OB41962B, Paper
Pratik Yadav, Surjeet Singh, Satya Narayan Sahu, Firasat Hussain, Ramendra Pratap
Microwave assisted base directed regioselective synthesis of partially reduced chromenes, isochromenes and phenanthrenes has been reported.
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